レーザー治療とは特徴が異なる複数のレーザーを患者様ひとりひとりの症状・疾患に合わせてレーザーを使い分け、レーザーの光熱作用を応用し、スキンケアでは隠しきれないシミや毛穴、たるみ、むだ毛などを改善する施術です。

• 炭酸ガスレーザー
• しみとりレーザー
• レーザーフェイシャル
• 肝斑レーザー
• フラクショナルレーザー
• 脱毛レーザー

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)

【主な症状：ほくろ、いぼ、厚みのあるシミ】
炭酸ガスレーザーは、ほくろやいぼ、盛り上がったシミなどをレーザー熱で瞬時に蒸発させて除去する医療用レーザーです。
脂漏性角化症（老人性いぼ）など隆起したしみに効果があります。
このレーザーを使用すると簡単できれいにこれらを除去することができます。
また、炭酸ガスレーザーの蒸散作用は皮膚の表面側のみで、深部には届かないため、比較的早く治癒する傾向にあります。
ほくろは皮膚の深いところまで細胞が増殖している場合があり、この場合は治療後に再発することがあります。
小さく薄いほくろに対してはシミ用のスペクトラレーザーが適していることもあります。

しみとりレーザー

【主な症状：しみ、そばかす、あざ、タトゥー（刺青）】
色素性病変に対して有効な医療用レーザーで、老人性色素斑など浅在性色素疾患に効果があります。
しみの原因となるメラニン色素に反応ししみを徐々にうすくする治療です。
メラニン色素のみを破壊するため、治療箇所周辺の皮膚や血管などの組織にダメージを与えることなく治療が可能です。
深在性色素班（太田母斑、ADM、PIH）の治療やタトゥー（刺青）の除去の治療です。

レーザーフェイシャル

【主な症状：しみ、そばかす、毛穴、肌荒れ】
顔全体にレーザーを照射することにより、しみ、そばかすのような色素斑へ反応しくすみの改善が期待される治療です。
また、皮膚のコラーゲンにも刺激を与え活性化させることで肌のキメを整え、ハリを出したり、毛穴を引き締めたりと効果が期待できます。

肝斑レーザー

【主な症状：肝斑】
肝斑レーザー治療（ルートロトーニング）は、基本的に無麻酔で10ピン前後の治療を行います。2週間に1度ルートロトーニングは真皮と表皮の肝斑除去に対して理想的な肝斑治療だといえます。

フラクショナルレーザー

【主な症状：にきび跡、毛穴の引き締め、肌質改善、毛穴のタイトニング、エイジングケア、傷跡修整】
フラクショナルレーザーは、肌表面にレーザーを点状照射して微細な穴を開け、肌の奥に必要な美容成分を届ける治療です。
肌の奥に熱エネルギーを与えることで刺激して、コラーゲンやエラスチンを再構築し、肌を活性化させて再生を促すとされています。シワやたるみなどのエイジングケアを短期的に改善できる上に、肌質自体を改善する効果も期待できることが魅力です。

脱毛（CRARITY TWINレーザー）

2種類のレーザーを搭載しており、アレキサンドライトレーザーとロングパルスYAGレーザーの2種類のレーザーが搭載されています。
全身脱毛をほとんど痛みなく行えます。（ヒゲ脱毛はすこし痛みがありますが、従来に比べて痛くありません。）

特に医療レーザー脱毛の施術においては、性質の異なるレーザーを使い分けながら施術を行うことで、お互いの短所を補い合い、より効果的な脱毛が可能になります。
クラリティツインによる脱毛施術においては、アレキサンドライトレーザーを主に使用します。